社会のデジタルシフトが加速するこの激動の時代において創業以来70年以上に渡って培った印刷技術とデジタルコンテンツ制作のノウハウをさらに進化させ、お客様に新たな価値を提供するため、DX(デジタルトランスフォーメーション)を力強く推進し、変革を進めています。
当社が考えるDXは、大きく4つあります。まず第一にお客様のデータ分析を機軸としたダイレクトマーケティングサービスを支援することです。デジタルツールの利便性が向上し様々なデータの収集が容易になった反面、情報セキュリティに配慮しながらその有効活用が課題となっています。私たちは、高度なデータ分析ツールを活用してお客様の課題を深く理解し、パーソナライズされたメッセージの発信を支援することで、お客様と顧客のニーズに合わせた効果的なコミュニケーションを実現させていきます。
第二に対外的な戦略的パートナーシップを築きながら、顧客のデータ活用を機軸とした新たなビジネスを創造することです。業界の垣根を越えて積極的に異業種とアライアンスを結ぶことで、紙×デジタル×マーケティングの相乗効果を生み出し、ビジネス革新や社会革新を支援する新たな事業を創出していきます。
第三に社内の業務における属人化されたプロセスを、デジタルツールを活用しながら標準化し、業務効率の向上に繋げていくことです。これにより、高いレベルの専門知識と経験を持ちながら、業務の効率化と品質の向上を図り、お客様への迅速かつ効果的なサービスを提供できる体制をさらに進化させていきます。
第四に、より高度なデジタル人財が育つ社風づくりを目指すことです。お客様の課題解決の提案をするのも、社内業務の効率化を目指すのも組織を形成する“ひと”であることは、充分認識しています。高度化するデジタル社会に対応し続けるには、絶え間ない知識の習得やスキルの向上が欠かせません。私たちは長期的なビジョンに立ち、人が育ち経験やスキルを活かし切れる社風をつくり続けてまいります。
私たちのパーパス(存在意義)は、『誠意・熱意・創意に基づいたアイデアによって過去と未来を繋ぐ製品・サービスを創り出し、地域や企業・個人間のコミュニケーションを持続可能なものとすること』です。デジタルシフトが加速する中でも、社員一丸となってDXを推進することで、今後も“心豊かなコミュニケーション社会の構築”に貢献し続けてまいります。